キャバクラには体験入店(体入)がある

キャバクラには「体験入店」と呼ばれるお試し入店のシステムがあります。面接に合格した女の子に、一晩働いてもらうシステムです。
なぜこんな周りくどい方法が採用されているのでしょうか?その理由は以下のようになります。

・お店と女の子ミスマッチを防ぐため
・ちゃんとお店で働ける女の子かをお店側がチェックするため
・きちんと働けるかどうか女の子側が確認するため

世の中には本当にたくさんのキャバクラ店があります。
お店の正確な数は全く分かりませんが、通ってくる客層やお店の立地、キャバ嬢の年齢層、お店の雰囲気、お店のセット料金、システム、お店のコンセプトなどには違いがあります。

同じ新宿にあるキャバクラと言っても、中高年のキャバ嬢が接客してくれる熟女キャバクラもあれば、アニメ系のコスプレをした若い女の子が接客してくれるコスキャバ、女子大生メインのお店、芸能人級の美人が揃ったゴージャス店、逆に庶民派のキャバクラなどその種類は本当に多いです。最近は女の子の体を触っていいセクキャバ(セクシーキャバクラ)もありますね。

もしセクキャバとは知らずに面接を受け、そのまま正式に入店したら女の子は相当なショックを受けるはずです。本入店してしまうとすぐには辞められません。
契約の条件にもよりますが、もし「1か月は辞めない」などの条項があれば我慢して働かなければなりませんよね?

でも体験入店出来れば「ここってお触りOKのセクキャバじゃないですか!私は無理です」と1回の勤務でお断り出来ます。
もちろんお店のノリが合うなら(お店側が了承すれば)そのまま本入店しても構いません。
体験入店はお店と女の子とのミスマッチを防ぐために必要なのです。

ちゃんと働ける子かお店がチェックするため

「面接では笑顔で明るくハキハキしてて感じが良かったから体入してもらったのに、実は酒乱の女の子でお酒を飲むと暴言連発。即退場になった」
「面接では明るかったのに、お店に入ると無言キャラになった」なんてお話を聞いた事があります。
面接では女の子の一面しか分かりませんから、体験入店で接客の様子を観察してきちんとお店で働けるかどうかチェックしています。

お店側も新しい女の子を採用するにはリスクがありますから、そのリスクを少しでも減らそうとしています。
体入中は店舗スタッフにマメにチェックされていると思った方が良いです。

自分もお店の雰囲気が分かるメリット

お店で働きたい女の子にも体入のメリットは当然あります。
面接だけではお店の雰囲気が分かりませんので、実際にお店に入って客層や店舗の雰囲気、スタッフの動き、新規客の数などを直にチェックするのが一番!

特に体入でチェックしたいポイントはスタッフの対応や顧客の年齢層や雰囲気、新規客数など。
未経験者がお店でスムーズに働くにはスタッフの協力が不可欠です。
スタッフが事前に指導してくれたり、困った時に助けてくれるなどしてくれるお店は長続きするもの。
逆に私語ばかりで仕事をしないスタッフが多いお店は女の子が働きにくく、トラブルも多い傾向にあります。

ただ何となく体験入店するのではなく、お店の雰囲気や客層、スタッフの動きなどをチェックしておくと良いですよ☆