2つ目の体入は渋谷のキャバクラ
地元の新規オープン店の体入で大失敗してしまい、しばらく立ち直れませんでした。
でも一度失敗した事でキャバクラで働く事に免疫ができたので、「他のお店でも働いてみたい。他のお店を見てみたい」と言う欲求がムクムクと湧き上がって来て、2軒目のお店にチャレンジする事に!
2軒目のお店に選んだのは渋谷のキャバクラ。
駅から徒歩圏内で、通いやすい場所にキャバクラがあるのを以前から知っていました。
渋谷は友達も住んでいるので良く遊びに行っていましたし、親しみもあったので都内で働くなら渋谷が良いなと思ってたんです。
渋谷のキャバクラの看板を何件かピックアップしてネットで調査。
お店のHPがきちんとあり、求人が出ているお店を選んで面接の電話を掛けました。
「また前回みたいな、体育会系の人が出てきたらどうしよう?」と不安だったのですが、渋谷のキャバクラ店はどうだったのでしょうか?
電話対応はいい感じで好印象!
お店のHPに採用担当者の名前が書いてあったので、その方に面接の電話を掛けたところ、「わざわざお電話ありがとうございます。キャストはいつでも募集しております」と真っ当な返事。担当者と電話で面接日を調整して、週末の土曜日に面接をする事が決まりました。
「御足労頂く事になり大変恐縮です」と言う丁寧な言葉で「このお店なら大丈夫ではないか」と好印象!
渋谷のお店では面接に必要な書類をしっかり教えてもらい、面接もスムーズでそのまま合格。採用担当者も身綺麗で礼儀正しく、面接を受けていても安心出来ました。
そしていよいよ体験入店!面接した日に体入が出来るお店と言う事で、そのまま体入に突入しました。
体入に入る前に、お店の男性スタッフからまだお客様のいない店内でお酒の作り方やハンドサインの出し方、おしぼりの出し方などをレクチャーしてもらえたのが安心ポイント。
分からない事もしっかり教えてもらえましたし、「ヘルプについた時はドリンクのおねだりは止めてくださいね」と、必要な事もきちんと教えてもらえました。
体入時にはストッキングやライター、ミュール、ポーチなどが必要なのですが、そのお店はドレスは無料レンタルでストッキングは有料で販売してくれるお店でした。
「当店は手ぶら出勤が可能ですよ」とスタッフも優しくて「このお店、良いな」とまたまた好印象!ポーチも貸してくださり、専属の美容師さんにメイクや髪を整えてもらって、いざお店へ!
体入では若いお客さんが多い印象
事前に採用担当者から「当店は若いお客様が多いです」と説明を受けていましたが、本当にその通りで、20~30代の若い男性が多かったです。
オープンからお客様がぼちぼち入ってくるお店で、前回のキャバ店のような閑古鳥は鳴いていませんでした。
「割と人気店だったんだな」と思っていたら、「ステファニーさん、お願いします」とすぐに黒服から声が掛かりソファー席へ。
目の前には20代前半、私と同じくらいの年齢の男性が座っており「フリー(新規)の方です」と言われました。
「は…はじめまして。ステファニーと言います!」と笑顔で対応するとお客様も笑顔で「ステファニーちゃんって言うの?よろしく」と笑顔で対応してもらえてホッとしました。
最初は「一人で良くしゃべるノリの軽いお客様だな」と思っていたのですが、だんだん気分が乗って来ると「スーちゃん、お酒何か頼んで良いよ」とドリンクを奢って頂ける事に。
あまりお酒は得意ではないのですが水割りで乾杯。ところが「一気!一気!」と煽られてお酒を一気飲みしなければならない状況に。ノリが軽いのはまあ許せるのですが、お酒の一気飲み強要はさすがに困りました…。
その後、気分が悪くなったタイミングで座席をチェンジ。
若い男性客を立て続けに接客しましたが、どさくさに紛れてお触りする人、一緒にカラオケを歌おうと無理にマイクを向ける人、他のお客様と口論するお客様など、若いお客様だけに血気盛ん。
周りも盛り上がっているようで大声で騒ぐお客様、大笑いするキャバ嬢もいて店内は本当にうるさかったです…。
終電で帰れるように勤務時間を調整してもらい、4時間ほどで勤務は終了。
頂いた日当もそれなりの金額で満足しましたが一気に疲れました。
【結果】ノリが軽すぎてついていけませんでした。
お店のスタッフからは「本入店して頂けませんか?」と言われたのですが、「ちょっと考えさせてください」と保留にして頂いて後日お断りしました。
スタッフも丁寧で報酬もそれなり、文句はないでしょ?と思ったのですが、やはりお店の雰囲気についていけず断念。
GAL雑誌は好きだったけど、どちらかと言うと落ち着いた雰囲気のお店の方が向いているんだと言う事に気が付きました。
これは実際に働いてみないとわからないですよね。
そして後になって、たまたまネットで渋谷のキャバクラの特徴に関する記事を見つけて、先にこれ読んどけばよかったー!って思いましたw